2019/8/9

技能実習、5千職場で法令違反

技能実習、5千職場で法令違反 過去最多、監督件数も
8/8(木) 18:48配信 共同通信
 労働基準監督署などが昨年、外国人技能実習生が働く事業所のうち7334カ所を監督・指導したところ、
70.4%に当たる5160カ所で違法残業などの法令違反があった。
厚生労働省が8日、明らかにした。違法行為のうち悪質な19件は書類送検するなどした。

 統計の公表を始めた2003年以降、監督指導と法令違反の件数は、いずれも過去最多。
法務省によると、昨年末時点の技能実習生は32万8360人に上り、
前年同時期より5万人以上増えており、
厚労省の担当者は「急激に増えた実習生を、労働環境が十分に整わないまま受け入れる事業所を重点的に指導した結果だ」とみている。

技能実習生(厚生労働省調べ))
外国人労働者 約146万人(2018.10))
内技能実習生 32万8000人
6年連続増加

 このようなニュースは、とても悲しい。技能実習は、日本で得た技術を本国に持ち帰って本国でその技術のリーダーとなる人々だと思う。少なくとも、来日するまでは・・・

 制度構築は役人は得意だが、運営が実に弱い。現実の産業構造の現場を知らない。

いみじくも担当者がいうように「労働環境が十分に整わないままに受け入れる事業所」が問題なのであり、それをなくすのが行政の役割であろうに、行政の役割を除いて、形ばかりを構築する誰とは言わないが、そこが張本人だ。

 これは私たちが負っていく状況であり、わが身に差し迫る世界だと思う。

この記事の方は今どうされているかな?

新在留資格、第1号は女性2人

農業でカンボジア実習生に

2019/4/26 15:244/26 15:27updated

©一般社団法人共同通信社

出入国在留管理庁

 外国人労働者の受け入れを拡大する新制度で、出入国在留管理庁は26日、カンボジア国籍で技能実習生の20代女性2人に、新たな在留資格「特定技能1号」への資格変更を許可する通知書を送ったと発表した。業種は農業。新資格の第1号取得者となる。また、特定技能1号の外国人を支援する「登録支援機関」になることを希望する法人や個人から19日までに計1176件の登録申請があり、うち8件を認めた。

 入管庁によると、19日までに、過去に技能実習生として日本で働き現在は海外在住の23人と、日本で実習中の4人から新資格取得の申請があった。