2019/10/1

シニアの起業意欲,3割が関心 「3年以内に」実現目指す

*シニアの起業意欲,3割が関心 「3年以内に」実現目指す

<ポイント>

1.シニア層で起業意欲が増している

2.シニア層「具体的な起業イメージを持っている」

3.定年後のセカンドライフを充実させる手段として「シニア起業家」が存在感を増している

 シニアの起業は今後人生100年計画という壮大なプロジェクトの延長線上のものであれば、とても意義あるものであろう。

まだ、政府は人生100年計画のシニア層の働き方について国民に公表はしていない。

シニア層の働き方は、現在の産業界の人材構成の中でシニアのことを考えているに留まるのではないだろうか。シニアの起業なについて国として提言をすることなどまだ先のことであろう。

でも、シニアは、国の提言をまたず「起業」という産業界、社会との関りを求めている。現在の社会保険制度、社会福祉制度などの抜本的な改革が必要となってくると思います。しかし、この前向きな提案に水を差すような案を述べさせて戴きたい。

それは、今後の介護という我が国にとって重要な懸案がある。そのなかに、シニアを加えることはできないかということです。例えば、1年ないし3年とい介護施設に勤めることによって、ポイント制で、当人の社会保険年金にプラスが加点され、年金額が増加する仕組みです。

特に、低所得の年金受給者または生活保護受給者は、介護施設に制度として勤務することにより、自己の収入を上げるということも考えれないだろうか。

また、高所得者についても、介護施設に対してより深くかかわりを持つ機会を与えるべきであり、シニア層が介護に対する前向きな取り組みができるような社会全体の問題をみんななで解決することが出来ればと思う次第です。

シニアの起業は、国がもっと政策を議論をすべきであろうし、今の段階では受け皿が定まっていない状態なので、リスクを冒すことにはならないだろうかと思います。

詳細は参考記事をご覧ください。

<参考記事>

シニアの起業意欲が旺盛! 3割が関心 「3年以内に」実現目指す
2019/9/14 18:00
https://www.j-cast.com/kaisha/2019/09/14367584.html?p=all

これも「人生100年時代」に備える動きなのか――。シニア層で起業意欲が増している。クラウド会計ソフトの開発・提供で成長してるfreee(フリー)株式会社(東京都品川区)が行った「起業」についてのアンケート調査でわかった。

定年後のセカンドライフを充実させる手段として注目を集めているようで、実務面での不安はなく意欲は旺盛だが、「資金や収入源」に不安をぬぐえないのが悩みのタネのようだ。

シニア層「具体的な起業イメージを持っている」
調査では「起業に関心があるか?」という問いに、シニア層(50歳~69歳)の28.7%が「関心がある」と回答。そして、「ある」と答えた人たちに「具体的にいつぐらいから実現したいか?」と聞くと、32.1%が「3年以内に」と答えた=下図参照。


20代、30代、40代では「関心があるか?」の問いに「ある」と答えた割合はそれぞれ、39.5%、42.4%、37.4%だった。また、「いつぐらいから実現したいか?」で「3年以内に」と答えたのは、20代で22.7%、30代が23.7%、40代は26.3%―― だった。

freeeでは、「3年以内に」と答えた割合が年代別ではシニア層が最も多かったことにについて、「若年層よりもシニア層のほうが、より具体的な起業イメージを持っていることがわかる」とし、社会の高齢化が進む中で、シニア起業がより一般的になる可能性があるとみている。

起業に「関心がある」と答えた人たちには、「なぜ起業しようと思ったか」と動機についても質問。シニア層では「自由に仕事がしたかった」が43.7%、「収入を増やしたかった」が28.7%、「退職後年金以外の収入も得たいから」の23.7%がトップ3。各年代を合わせた全体のトップ3では、「自由に仕事がしたかった」(46.0%)、「収入を増やしたかった」(34.5%)が1、2位でシニア層と同じだが、3位は「趣味・特技を生かしたかった」(23.3%)が入った。

「趣味・特技を生かしたかった」は、シニア層では23.0%で4位。また、ほかの年代で選ばれる割合が低かった「年齢や性別に関係なく仕事がしたかったから」(21.7%)、「定年後に社会とのつながりが欲しいから」(16.7%)などがシニア層では一定の割合を得ている。定年後のセカンドライフを充実させる手段として「シニア起業家」が存在感を増しているようだ。