2019/10/3
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「離婚」がちらつく子育て・介護 |
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*「離婚」がちらつく子育て・介護 <ポイント> 1.現実は“家族”に関することは女性に比重がかかりがち 2.突然、親の介護が降りかかってきた 3.夫は「悪いなあ」とは言ったものの、妻の負担が軽減されるような手段はとろうとしなかった。 離婚について、当事者の事情に振り回されることが一番の原因であるように思います。 それは、夫婦の事情が覆い隠していた夫婦の根っこに関わることが露見したに過ぎないように思います。 事情に問題の解決を求めず、真摯にお二人のことを認め合い、許しあえる範囲がどこまでなのかを知ることが必要だと思います。結婚式でバージンロードを歩いたときのことを多くの友人に祝福された結婚式の集い、思い出した時、こんな不測の思いを起こすなど想定外だったのでしょうか。 すべて自分の思慮、行動によるものでしかないのではないでしょうか。 しかし、離婚は負の展開ではなく、新たな希望の展開に向けられれば良いのではないでしょうか。 なお、円満な離婚で新しい人生を目指す女性を応援します。離婚のことが少しでも過っている方は、離婚に関する法的処理をご覧ください。 亀山早苗の恋愛コラム 子育て、介護……夫に“裏切られた”感を強める妻 突然、親の介護が降りかかってきた 「夫は兄とふたりきょうだい。その義兄一家は北海道で長いこと生活しているので帰ってくることはない。そうなると私たちがめんどうみるほかありませんでした」 トシコさん夫婦は同い年。結婚したのは35歳だった。ひとり息子を授かったのは38歳のとき。義父母が倒れたとき、息子はまだ8歳だった。 「この息子が若干、情緒不安定なところがあって手がかかる。私はパート仕事をしながら息子を病院に連れていったりしていたんですが、そこへ義父母の介護が舞い込んで、非常に忙しくなりました」 夫は「悪いなあ」とは言ったものの、トシコさんの負担が軽減されるような手段はとろうとしなかった。 「義父母は自営業だったので年金も少ない、夫も5年前に会社が倒産、2年たってやっと再就職したばかり。つまりお金もないから人手を頼むこともできなくて。義父はしばらく入院してからリハビリ病院に転院、義母は退院したものの『おとうさんのめんどうはみたくない』と家に籠もるようになってしまって」 行政に助けを求めてトシコさんは走り回った。
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