2019/11/20

「いつか親が認知症」に不安6割 40~50代男女

*「いつか親が認知症」に不安6割 40~50代男女

 朝日生命が有意義な調査をしました。

認知症について、国・行政の見方の違いを如実に現わしていますよね。

 現在の国の認知症に対する政策に基づき、各地方自治体は認知症の取り組みがなされています。どのように思われますか。認知症サポーターと言われる人が、声をかけたり、訪問したりとその地域で自分の親が一人で住んでいることを地域住民に知らせ、家の状況を明らかにされてしまうことになります。

 私の友人のご父親が九州の離れ小島に一人で住んでいるそうですが、最近の行政の認知症サポーター制度について、制度としてありかも知れないが、「誰かに迷惑をかける」ことについては、真剣に受け止めていました。有難いけど、他人に迷惑をかけたくないというのが本音でしょう。

 国は政策として、すぐに制度、形からことを行います。そこに血がかよっていません。なぜなら、他人が自分の家に入り込むような政策は、まず受け入れられないでしょう。

国・地方の行政官の方に認知症患者の、睡眠などをご一緒に経験しては如何でしょうか。

 認知症患者の程度に応じた政策は、抜本的に改正し取り組むことが必要です。40歳以上の方は、特に、認知症のことを学んでおくことが必要だと思います。ご両親が資産家、賃貸経営などをなさっている40~50代の男女の方は特にアンテナを鋭くして戴きたいものです。

 ご両親の100年計画を完成させるためにも、御子息女が応援、後押しをするためにも、認知症になる前の高齢者の生前対策は真剣になさるべきでしょう。

詳細は参考記事をご覧ください。

<参考記事>

 「いつか親が認知症」に不安6割 40~50代男女、朝日生命調査

https://this.kiji.is/569444852000408673

2019/11/19 20:36 (JST)

c一般社団法人共同通信社

誰かに迷惑をかけてしまう。

    59.9%
自分の介護の肉体的・精神的な負担が掛かる    53.6%
交通事故や家事を起こしてしまう    45.1%
介護費用の負担が掛かる    44.7%
徘徊してしまう    44.6%
親の資産管理が大変    19.1%
 

いつか自分の親が認知症になり、誰かに迷惑を掛けてしまうのではないか―。2025年には団塊世代全員が75歳以上になり介護の需要が急増すると見込まれる中、団塊ジュニアを含む40~50代の男女の約60%がこんな不安を抱えていることが19日、朝日生命保険の調査で分かった。

 調査は7月、インターネットで全国の40~50代の男女1108人を対象に実施。担当者は「認知症を身近な問題と考える人が増える一方、具体的にどう備えたら良いのか分からず不安が高まっている」と分析している。