2020/9/13

消費者問題についてー最近の動向

最近の動向ー60歳以上の契約トラブルの相談 約43万件

 
 1.契約に関するトラブルの半分は、60歳以上の人が対象

1)60歳以上の契約当事者のトラブルの特徴

情報通信関連の相談が非常に多い

ⅰ)60歳代と70歳代では情報通信関連の相談や通信販売に関する相談

ⅱ)80歳以上では訪問販売や電話勧誘販売によるトラブルが多い傾向

②その他

ⅰ)60代と70代では「契約先の関連会社と偽られて別会社と光回線の契約

ⅱ)80代では「認知症の高齢者がリフォーム工事やふとんなど次々と契約

2.自分だけは大丈夫が危ない

3.周囲の方による見守りも非常に大切です

見守る人が気をつけたい9つのポイント

ex離れて住んでいる家族の家を訪れたときなどに、さり気なく確認しましましょう。

・家の様子について。                

・家に見慣れない人が出入りしていないか

・不審な電話のやりとりがないか

・家に見慣れないもの、未使用のものが増えていないか

・見積書、契約書などの不審な書類や名刺などがないか

・家の屋根や外壁、電話機周辺などに不審な工事の形跡はないか

・カレンダーに見慣れない事業者名などの書き込みがないか

・本人の様子について

・定期的にお金をどこかに支払っている形跡はないか

・生活費が不足したり、お金に困っていたりする様子はないか

・何かを買ったことを覚えていないなど、判断能力に不安を感じること

はないか

以上ポイントから、高齢者の特質が良く現れていると思います。

日本人の高齢者の方々は、他人であってもやさしく対応されている結果ではないでしょうか。

参照:、国民生活センター

参考記事:https://seniorguide.jp/article/1207255.html